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１ はじめに
ここではバーチャルドメイン設定のみ解説しますので
インストール・基本設定はＷｅｂサーバーインストール・設定を
御覧下さい。
バーチャルドメインとは１つのＩＰ又はサーバーで複数のドメインにて
アクセス出来る事です。 |
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２ ｈｔｔｐｄ．ｃｏｎｆ設定（ｔａｒでインストールした場合のパス）
/usr/local/apache2/conf/ にhttpd.conf がありますので
以下の様に変更する
この色は説明用ですので入力の必要はありません。
httpd.conf は1000行以上の英語ファイルですから
行表示を参考に修正して下さい。
当然ですが修正時に追加したりする事により行番号は変化します。
以下の条件で設定します。
ＩＰアドレスは仮に192.168.1.100
www.psg.jp www.hoge.com の２個のドメインで設定する
各ドメインでＣＧＩを使用する
276行目位
#ServerAdmin you@your.address ←コメントにする。
290行目位
#ServerName new.host.name:80 ←コメントにする。
306行目位
#DocumentRoot "/usr/local/apache2/htdocs"
DocumentRoot "/usr/local/apache2/www" ←自由に指定可
331〜360行目位を全てコメントにする
#<Directory "/usr/local/apache2/htdocs">
#</Directory> ここまで
# 以下を追加する
# 基本ドメインのフォルダー設定
# 今までｗｗｗに有ったＷｅｂソースはｗｗｗ／ｗｅｂ１に移動する
<Directory "/usr/local/apache2/www/web1">
Options FollowSymLinks Includes ExecCGI MultiViews
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
# 第２ドメインのフォルダー設定
<Directory "/usr/local/apache2/www/web2">
Options FollowSymLinks Includes ExecCGI MultiViews
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
345行目位
# Options Indexes FollowSymLinks
Options FollowSymLinks Includes ExecCGI MultiViews
# フォルダー名で閲覧した時に表示する物が無かった場合に
インデックスリストを表示するのを防止する為。
445行目位
#HostnameLookups Off
HostnameLookups On
# ログファイルのIPアドレス部をホストの名前で保存する為
581行目位
#ScriptAlias /cgi-bin/ "/usr/local/apache2/cgi-bin/"
# コメントにする。
595行目位
#<Directory "/usr/local/apache2/cgi-bin">
# 581行と同じコメントにする。
#LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es
sv tw
# 文字化け防止にjaを先頭に移動する
783行目位
#AddDefaultCharset ISO-8859-1 文字化け対策でコメントにする
846行目位
#AddHandler cgi-script .cgi
AddHandler cgi-script .cgi .pl コメントを解除し .pl を追加する
# これを解除する事によりｃｇｉプログラムが使用出来る様になります
１０５２行目位
#NameVirtualHost *
NameVirtualHost 192.168.1.100 コメントを解除し ＊をＩＰに変更
# ＩＰはサーバーのＩＰアドレスを記入する
# 以下を追加する
# 基本ドメインもここで設定する
<VirtualHost 192.168.1.100>
ServerAdmin watashi@psg.jp
DocumentRoot /usr/local/apache2/www/web1
ServerName www.psg.jp
ServerAlias www.psg.jp
ServerAlias psg.jp
ErrorLog logs/psg.jp-error_log
CustomLog logs/psg.jp-access_log common
</VirtualHost>
# 第２ドメインの設定
<VirtualHost 192.168.1.100>
ServerAdmin watashi@hoge.com
DocumentRoot /usr/local/apache2/www/web2
ServerName www.hoge.com
ServerAlias www.hoge.com
ServerAlias hoge.com
ErrorLog logs/hoge.com-error_log
CustomLog logs/hoge.com-access_log common
</VirtualHost>
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ｈｔｔｐｄ．ｃｏｎｆの確認方法
# /usr/local/apache2/bin/apachectl configtest
Syntax OK ←この様に表示すればＯＫです。
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参考サイト 日本アパッチユーザーグループ その他 |
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３ 動作確認方法（ホームページのソースは有る物とする）
ａｐａｃｈｅ．ｃｏｎｆｉｇで設定した場所(DocumentRoot)にホームページの
ソースをアップロードします
/usr/local/apache2/www/web1 にｗｗｗ．ｐｓｇ．ｊｐ用
/usr/local/apache2/www/web2 にｗｗｗ．ｈｏｇｅ．ｃｏｍ用
注：確認する場合はＩＰアドレスでは基本しか表示されませんので
ドメインで指定する必要があります。
プラウザを立ち上げます
確認する場合
http://127.0.0.1/ ←基本ホームページが表示されます
基本が表示されない様にするには以下を追加し
ｄｕｍｙフォルダに空のindex.htmlをアップする。
# 360行目位に以下を追加する。
# ダミードメインのフォルダー設定
<Directory "/usr/local/apache2/www/dumy">
Options FollowSymLinks Includes
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
# VirtualHost設定の所の最上位に
<VirtualHost 192.168.1.100>
ServerAdmin root@dumy.com
DocumentRoot /usr/local/apache2/www/dumy
ServerName www.dumy.com
ErrorLog logs/dumy-error_log
CustomLog logs/dumy-access_log common
</VirtualHost>
# この設定をするとlocalhost/IPでの表示は
出来なくなります。
この設定後はＩＰでのアクセス（ウィルス系）は
全てこのｄｕｍｙにアクセスする事になります。 |
http://www.psg.jp/
又は
http://www.hoge.com/
ＬＡＮ上からドメイン名で確認出来ない場合は使用するパソコンの
ｈｏｓｔｓに記述する必要があります。
各Ｗｉｎｄｏｗｓのｈｏｓｔｓ場所
| Ｏ Ｓ |
格納場所 |
| Windows95 Windows98 Windows ME |
C:\WINDOWS |
| WindowsNT Windows2000 |
C:\WINNT\SYSTEM32\DRIVERS\ETC |
| WindowsXP |
C:\WIDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\ETC |
192.168.1.100 www.psg.jp www.hoge.com ←hostsの記入例
ＣＧＩは各フォルダー配下にcgi-binを作成しそこにアップする
/usr/local/apache2/www/web1/cgi-bin/
又は
/usr/local/apache2/www/web2/cgi-bin/に
ＣＧＩプログラムをアップロードしアクセス権を705 又は 755 に
設定します。（例 abc.cgi）
ＣＧＩのパーミッション設定はダウンロードしたサイトの設定方法等を
参照し指定されたパーミッションにして下さい。
確認する場合
http://www.psg.jp/cgi-bin/abc.cgi
又は
http://www.hoge.com/cgi-bin/abc.cgi
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